グレア（electro ver）

音源

音源ステータス：実験

作詞：しぶ
作曲：しぶ

歌詞

ボーダーラインつきまとう
再三再四　丸め込む
不意に　こみ上げる不安とネグレクト

大げさに　それが笑う
いたいけに それは笑う
背反する　不文律で　すり減る

いびつに 手招く グレア

それは僕の　青い鳥
移り気な　青い鳥
今日も　かどわかすようにじゃれついて

三原色で白くなる
乱反射が　脳を刺す
こじつけの　結実に隠れ　呻く

いびつに 手招く グレア
目を閉じ　手探る　岐路の
その先に

僕らに課される　淡いストーリー
そのすべてを　さわれるなら
僕らの想い　を書き足す
この世界が　踊る前に

拍動する　衝動を抑えた
泳ぎながら　もがきながら
背後にさす　静かな余熱
それもきっと　いつかきっと

いびつに 手招く グレア
選べず　進んだ　岐路の
もっと先を

僕らの描く 淡いストーリー
ありきたりと　笑われても
まぶしい　呪いも上書く
この世界が　こぼれるまで

僕らの描く 淡いストーリー
無駄なことはなにもなくて

名状し得ぬ　光の先を
編み続ける　所信はあるのか
眼を閉じても　感じるものを
いとおしく　温め続けるように

作曲コメント

バンドで演奏していた曲を一人で打ち込みバージョンとして作ってみました。
バンドでは男女ツインボーカルで歌い分けをしていましたが、こちらのバージョンでは全部一人でやってみました。
切々と独白するような歌が曲が進むにつれて感情を剥き出すよう変化してゆき最後にはまた切々と語るような曲調に戻ります。
この流れを色々な楽器が支えながら盛り上げていくような方向でアレンジをしました。
ボーカルには色々な効果をかけてやや無機的な感じを出したかったのですが、手持ちのプラグインではあまりいい感じにならずいったんはこれくらいで着地しました。
もっとガッツリとエレクトロニカっぽいアレンジをして正規の音源にしてみたいなと思っている曲です。