音源
音源ステータス:デモ
作詞:そら
作曲:しぶ
歌詞
通り過ぎた時の足跡辿り
交わる今と今の開闢の鐘を響かせ
世界にただひとつ 足跡を鳴らし
佇むコンクリート それは何も語らず
ビルの谷を抜けて 校舎の裏仰いで 満たされない焦燥感を
その瞳に眠るもの その夢に映るもの いつか会えるように
まだまだ追えるはず 此処にはない幻
まだまだ見えるはず 示す座標の輝き
まだまだ行けるはず 僕は傷つかない
この手に握るもの 振りかざし打ち砕き 光の雹を降らす
単彩の彼方響く アリーヴェ 白い虹の吐息
軋む胸の声 『此処に居るよ さぁ待ってて』
七色の欠片叫く アリーヴェ 広い空を裂き
届く鬨の声 『ようこそ 何処かの誰か』
共鳴を探す道標は私の中にある
もう怖くない支えるクラン
光の蝶が踊る 光の花が咲く
単彩の彼方響く アリーヴェ白い虹の吐息
軋む胸の声 『此処に居るよ さぁ待ってて』
七色の欠片叫く アリーヴェ 広い空を裂き
届く鬨の声 『ようこそ 何処かの誰か』
作曲コメント
ファニファというバンドの方向性を示すような激しさと静けさが混在し、前向きさや退廃感が共存している個性的な曲です。
他の曲は全て作詞作曲をバンドメンバーが行っているのですが、この曲についてはバンドメンバーのことをよく知る方に作詞をお願いしました。
この曲を作った時期にはまだバンドのカラーが定まりきっていなかったため、客観的なバンドの印象をいただきたいと思い作詞を依頼したところ、出来上がったこの歌詞のおかげでバンドの方向性がはっきりとし始めたものでもありました。
爽やかで優しさのある女性ボーカルに続いて、押し殺したような男性ボーカルが入り、サビでは男性ボーカルがメインになるという歌い分けも聴きどころになっています。
コードとメロディーの兼ね合いも含めて演奏が難しい曲ではありますが、ライブではほぼ毎回演奏されご好評いただいていた楽曲です。
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