音源
曲：こねこ星人
ハモリ：可不
歌詞
痩せた世界に色付けたくて
君が撒いた種は芽生えても
実る前に君は見放した
枯れた新芽が風化しても
依存した気持ちは枯れずに
孤立した未来だけを思う
逃げたいから逃げたんじゃない
少し何かが足りなかったから
思うままに生きるための
居場所を慎ましく作りたくて
廃忘す記憶に怯える夜も
最初から僕らは無力で
薄れていった奇跡を恨む
褒め言葉を思い返して並べても
不思議なほどそれは苦く広がるだけ
僕も同じさ
時間切れに怯えただけ
誰かが決めた限界に飲まれ
この先には何もないと
決めつけて終わらせたルートさ
創造力の及ばぬ世界なら
いっそそれをすべて閉じ込めてよ
手放さないでくれ
手放さないでくれ
遂行力の及ばぬ”はこにわ”で
憧れた日から目をそらすだけ
諦めないでくれ
諦めないでくれ
絶対的な正義をかざすより
相対的な優しさを重ねたい
それが叶うならば、それが…
ああ…
君が描く壁だけの世界
塞ぎ込んだ”はこにわ”
壊したくて…
ああ…
作曲コメント
いろんなAIと一緒に楽曲の世界観を作ってもらうプロジェクト「ねざめてもきえない」として発表した歌詞ビデオです。
曲は以前ファニファというバンドで演奏していたものをリメイクしたものです。
疾走感と透明感のある曲の中で内向的に呟くように歌う曲で、ハモリはバーチャルシンガーの可不ちゃんに手伝ってもらっています。
無機的とも有機的とも捉えることができる、ドラマチックで面白い曲に仕上がったと思います。
